福知山市と共催する公開講座、「~大学のあるまちづくり 市民公開講座~2012年度 成美市民大学」。その第1回目として、「国際交流」をテーマに12月1日(土)本学4号館103講義室に於いて開催されました。

 

「日本とインド、永遠の友達」と題して、京都大学大学院で生物学を研究するインド出身のチャイタンニャ バンダーレ氏が講演されました。

まず、ボースのインド独立運動に日本軍が関わったことや、極東軍事裁判でのパール判事、インドがサンフランシスコ講和条約には参加せず、日印平和条約を結んだなど日本とインドの歴史が紹介されました。
バンダーレ氏の企画により、この日印平和条約60周年記念イベントとして”舞鶴日印友好交流祭典2012″が開催され、インドのアウランガバードゥの市長が招待されました。
続いて、インドのアウランガバードゥで日印交流のイベントが開催され、このイベント関連の事業として、90万人の参加する大掃除が実施されました。イベント後、8月25日は大掃除の日となり、「おおそうじ」の日と日本語風に発音するようにダンバーレ氏が、提案されたそうです。

「ことばが通じなくても、心でつながることが重要である」とバンダーレ氏はこの公開講座を締めくくられました。

 

(受講者の感想)※アンケートより一部抜粋
・バンダーレさんの日常の活動や日本での体験、カルチャーショック、インドと日本の架け橋としての活躍など、盛りだくさん聞くことができてとてもよかったです。(20代女性)
・異国間の交流について、具体的にユーモアを交えたお話でよかった。インドの教育や競争することの大切さを感じました。(60代男性)

 

 

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