福知山市と共催で開催する公開講座、「~大学のあるまちづくり 市民公開講座~2012年度 成美市民大学」。その第2回目として、「私の指導方法について」をテーマに2月9日(土)本学4号館103講義室に於いて開催されました。

 

「私の指導方法について」と題して、成美大学サッカー部 草木克洋監督が講演されました。
講演は、講師の自己紹介から始まりました。高校卒業からヤンマーディーゼル、日本代表に選出され、ガンバ大阪、パープルサンガを経てサッカー指導者に転進されたことの紹介でした。その後、草木監督の指導方法について進みました。

草木監督のチーム作りは、情熱を持ち、「規律と約束で成り立つチーム」「全力で取り組む」、「細かいことにこだわる」、「再生させる・最後まで諦めない」、「全員が同じ方向を向いて戦う」ことを目標としているそうです。
本学でのサッカー指導については、大学生がまだ育成期間であるであることを念頭におき、学生の本分を忘れないように指導されているそうです。例えば、サッカー以外でもボランティア活動に参加するなど、生活面での指導も重視されているとのことでした。

現在、問題となっている体罰に関して、サッカー界では、選手第一、プレイヤーズファーストであり、選手の成長に体罰は不必要であるとのことでした。
「情熱を持って取り組むことが大切」と講師の草木監督はこの公開講座を締めくくられました。

 

(受講者の感想)
・選手に伝えていることや、指導者として大切にされていることをお聞きし、地域のサッカー指導者として大切に実践していきたいと思いました。(30代男性)
・どの組織にも共通する指導者(管理職)のありかたとして、大事な話が聞けました。(60代男性)

 

 

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