フィールドワーク(1)『大鬼 ラベル作成』

私たちのゼミでは、日本の棚田百選の1つで、府の景観資産にも登録されている京都府福知山市大江町毛原の棚田の景観保全や、活性化について地元の人たちと一緒に考え学んでいます。

 

その活動の一環として、私たちは4月19日に調査として地元で酒米栽培をされている「大江で地酒を造る会」の会員の方に話を伺い、「大鬼」に貼るラベルの版画刷り作業を体験させていだだきました。「大鬼」は、地元の京都・丹後産(五百万石)を使って醸した純米吟醸あらばしりを素濾過(すろか)して瓶詰めしたものです。

 

「大鬼」は、平成17年東京で開催された展示会で好評を博したことをきっかけに、平成19年にはアメリカで有名なワイン専門誌『Wine_Spectato』において「特にお勧めの日本酒6銘柄」にも選ばれました。フルーティーな味・香りと和紙調のラベルが好評だそうです。

 

私たちからの「楽しいですか?」という質問に、「自分たちで刷ったラベルが店頭に並び、みんながおいしいと言ってくれる。
こんなに楽しいことはないよ」と答えてくれました。

 

次回のフィールドワークは田植えです。そこでも貴重な体験をし、みなさんに伝えていきたいと思います。

 

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