3/8(日)、「シンポジウムひと・まちが輝く地域づくりに向けて−地域資源の活用と大学連携による地域の活性化」を三和荘で開催しました(主催:大原うぶやの里活性化推進協議会・成美大学)。
「大原うぶやの里活性化推進協議会」と本学は、「京の景観パートナーシップ」に関する協定を締結し、3年目を迎えましたが、この間、学生が地域の活動に参加をしながら、調査を行い、地域との信頼関係を築いてきました。
昨年度に引き続き2回目となる現地での報告会には60名を超える方々の参加があり、熱のこもった会になりました。
まず、三和女性コーラス「クールファザーン」の皆さんによる合唱で幕を開けました。続いて、内山昭本学学長からの開会挨拶がありました。内山学長からは、我が国の国土構造を考える上での農山村振興の必要性や、地域においては物的資源ばかりでなく人的資源も大切であり、人的資源を充実させていくにあたっての教育の重要性について話がありました。
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シンポジウムの前半は、これまでの取組概要紹介と、学生の成果報告でした。まず、滋野准教授から、3年前の協定締結に至ったプロセスや、この3年間の事業について、また大学が地域と関わる意義と課題について話がありました。
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続いて、3回生の藪下圭亮君と芦田拓也君が、この1年間の三和町大原地区でのフィールドワークを通して得られた成果について報告を行いました。
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後半はパネルディスカッション。パネリストとして大原うぶやの里活性化推進協議会の林秀俊さん、みわまちづくり会議の大槻昭則さん、福知山市都市計画課の西畑信寿さん、福知山観光協会三和支部長の木畑忠幸さん、そして前半で成果報告を行った藪下君がパネリストとして登壇し、「地域に学生が入ったり、地域が大学と連携することによって生まれた成果や課題について」「地域にしかない資源を活かした地域づくり」をテーマに、活発な議論がなされました。
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昨今、大学の地域連携は研究・教育・社会貢献全ての面から必要になってきていますが、本学も地域との関係を大切にしながら、地域の課題解決や活性化に資する大学となるべく、今後とも取組を進めていきます。