10月2日、本学メディアセンターは福知山市在住の谷口しな(94歳)さんから戦前のグンゼ製糸宮津工場の関連資料を寄贈いただきました。
谷口さんは1931年12月同工場に入社して、主に女工の給料計算係を担当し1939年に退職されました。今回の資料の中には、1930年代の宮津工場を写した貴重な写真が含まれています。
また、2年前に本学にグンゼ関連資料をご寄贈いただきました大槻琴恵(94)さんから、今回は郡是製糸誠修学院発行の『裁縫の栞』3冊をご寄贈いただきました。
グンゼ研究クラブ顧問の李正熙准教授は「戦前の宮津工場及びグンゼの女工教育を研究する上で貴重な資料である」と、今後の研究に生かしたいと話しています。

