12月3日(土)、「経営構想論」の校外授業として、受講生9名と指導教員が城崎温泉を訪れました。

今年の経営構想論のテーマは、「温泉観光地の経営」。まず日本の温泉観光の歴史を学び、様々な温泉観光地の事例を見てきましたが、いよいよ温泉観光の実地研修となりました。

第1回の訪問地は城崎温泉。美味しいカニ、風情ある外湯と温泉街、そして住民主体のまちづくりの成功例として全国的にも名高い温泉地です。

城崎に到着後は、まず自由散策&昼食タイム。立ち並ぶ海産物店を冷やかしながらそぞろ歩けば、徐々に温泉観光モードに。カニラーメン、カニ玉丼、カニ鍋定食など各自好みの昼食を楽しんだあと、城崎有数の老舗旅館「ときわ別館」の原社長から、城崎温泉のまちづくり戦略をお話しいただきました。

「温泉街は一つの宿、駅は玄関、温泉街は廊下、宿は客室、外湯は大浴場」という戦略はシンプルですが、それを徹底できたところに城崎温泉の成功があったのです。学生にとっても分かりやすく、納得感の高い講義でした。

講義の後は、城崎の案内人の方に付いていただき、温泉街の町歩きです。
柳並木、太鼓橋、土産物店の推移、新しくできた「木屋町小路」、そして源泉のまんだら湯。大変ウイットに富んだ案内に、一同和みながら理解を深めました。

研修の最後は、お待ちかねの温泉体験!外湯めぐり!
わずか1時間でしたが、めいめいに好みの温泉を体験しました。外湯は7か所ありますが、何と1時間で3か所回った学生も!
学生からは、「温まった」「露天風呂が気持ちいい」「塩辛かった」「駅前の”さとの湯”が最高」「熱かった」などなどの感想が聞かれ、温泉の楽しさを体験したようです。

観光を学ぶことには、実地体験は必要不可欠です。
これからも、どんどん町に、自然に出かけましょう!

 

 

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