新年おめでとうございます。

 私は2014年1月1日付けで、成美大学・同短期大学部の学長に就任いたしました。本学の前途に明るい展望が見えてくる中で、重責を痛感しています。

 成美大学では2010年度に第三者評価で不適合と判定された事項について、問題を解消する改善策を講じたうえで、第1次大学ニューディール計画(2011~2013)を策定し、小集団教育の2人教員担当制など斬新な教育改善を断行してきました。その成果は学力の向上、就職実績に顕著に表れています。昨年12月には福知山市の小西前副市長を理事長に迎え、物心両面の支援を受けているところです。

 地方都市・農村圏は、大都市圏と並んで21世紀における国土構造の2つの柱です。京都府北部や北近畿は日本においてかけがえのない地域であり、この地域の産業振興、雇用の拡大は全国的モデルとしての意義を有します。私は本学が有為な人材の育成や社会貢献を通じて地域の発展に大きな役割を果たし、いっそう高い評価を得られるよう全力を尽くす決意です。
 各行政機関、教育機関、経済界、報道機関をはじめ関係者の皆様のご理解、ご協力をお願いし、就任の挨拶と致します。

  

                                                                                                2014年1月
                                                                              成美大学・同短期大学部学長
                                                                             経済学博士   内 山  昭