9月11・12日に盛岡で開催された 第40回日本診療情報管理学会学術大会 の学生セッションにおいて、本学医療福祉マネジメント学科の4回生5名が研究発表を行いました。
発表した演題は次の2つです。
1.「DPC公表データから見た北近畿地域における医療提供体制の現状と問題点について」
2.「診療情報管理士テキストにおける収載専門用語の経版変化について」
以下の画像をクリックすると、発表の内容(発表の抄録と発表スライド)をご覧いただけます。
(別のウィンドウが開きます)
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| 演題1スライド | 演題2スライド |
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演題1は、今年度新たに取り組んだテーマでした。現在、DPC(入院診療費の包括)制度の元で多くの病院がデータを国に提出しています。 その一般に公表されているデータを用いて、北近畿の地域の医療現場で何が起きているのかを探るという雲をつかむようなテーマだったため、学生は大変だったようです。 演題2は、昨年度の研究成果を応用したものであり、4回の改訂分の教科書に記載されていた文字を全て抽出し、分析を行って、どのような用語の頻度が高いのか、 改訂を経て教科書の内容にどのような変化があったのかを探るという大変手間のかかる研究でした。
今回の学会発表で学生たちは、将来、病院事務職として病院に就職した後に役立つ知識や経験を得ることができました。
学生たちが学部の段階から学会での研究発表を経験することは、大学院に進学して研究・教育の道を進むという、新たな将来像を描くことにつながる可能性もあります。
医療福祉マネジメント学科では、今後も引き続き、最低でも年に1回は学会に参加して演題発表を行うことを目標に、研究活動を続けて参ります。
医療福祉マネジメント学科 准教授 星 雅丈





