福知山市と共催で開催する、「~大学のあるまちづくり 市民公開講座~2011年度 成美市民大学」を本年度は”ふくちやま 魅力ある人づくり・まちづくり”を大きなテーマとして公開講座を展開します。
第4回目が11月26日(土)本学4号館103講義室に於いて開催されました。

 

「世界どこでもPeople are People ―災害に対する日本人とアメリカ人の対応の相違―」と題した今回の講師は、本学のEric Charles Hawkinson助教。

グランドキャニオンで有名な米国アリゾナ州のツーソンという町で生まれ育ち、アリゾナ州立大学で経済学を学んだ後に来日して関西外国語大学で日本語を学び、今年4月から本学で教鞭をとりながら、PCとインターネットを活用した教育手法を研究中。

 

 その研究成果を生かして、自動販売機の前で動けなくなった時に何時間まで我慢できるか?という質問に参加者9名のマウスで即座に画面上で結果を集計。また、無人島に取り残された場合、水・1万円・恋人・芸能人になる・家のうち何を最も欲するか等、色々な質問に対する会場の反応を、事前にネットで集計していた日本人と外国人の差と比較していきました。

更に、阪神大震災、福島原発事故、2005年のハリケーンカトリーナ、2010年のハイチ地震ほか多くの例を挙げながら、マズローの欲求段階説を解説しました。

 

 講演は基本的に流暢な日本語で行われましたが、時折英語も織り交ぜながら、ユーモア溢れる楽しい90分間でした。たくさんの方々にご参加していただきありがとうございました。

 

 

(受講者の感想)
・動画やクイズなどを織り交ぜながらの講義でとても面白かった。(20代女性)
・アメリカ人と日本人の考え方や感じ方の違いがわかり、興味深く聞かせていただきました。(60代女性)

 

 

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