陸上自衛隊福知山駐屯地 連隊炊事競技会の審査員として参加しました。

陸上自衛隊福知山駐屯地開催の「平成27年度連隊炊事競技会」の試食審査員として、短期大学部食物栄養専攻2回生4名の学生が駐屯地を訪問しました。
この競技会は7つの部隊の隊員さん達が、其々の炊事車に分かれ調理の腕を競われる大会です。様々な地域へ支援に出られた際の支援部隊への食事提供に当たられる重要な仕事で、東日本大震災の際にも出かけられたそうです。
学生4名とともに試食審査だけでなく、炊事作業中から見学をさせていただきました。
当日は寒中にも関わらずお天気も良く、穏やかな1日でしたが、現実には過酷な環境の中で、限られた器具・水・食材を駆使しての炊事作業は想像以上に大変な作業であると推測されます。

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隊員さん達の手際の良さに学生たちは圧倒されていました。
4月からは栄養士として其々の施設で食事提供に関わります。栄養のプロとして働く以上、知識はもとより技術向上も図らなければいけないと感じました。同時に災害もいつ・どこで発生するか予測できないので、常にその「意識を持つこと」も大切であると考えさせられた競技会でした。試食させていただいた料理はどれも美味しく、審査するのが申し訳なく、みんなとても悩みました。卒業を前にとてもいい経験をさせていただきました。