福知山市と共催で開催する公開講座、「~大学のあるまちづくり 市民公開講座~2012年度 成美市民大学」。2月~3月は”ふくちやま まちなか いまむかし”シリーズとして計3回にわたり、福知山の”まちなか”をテーマとします。

シリーズ第1回目は2月18日月曜日、本学4号館103講義室に於いて「福知山の春を彩る『ふくちの春は雛荒らし』の取り組みとまちなかの活性化について語る」と題して開催されました。

 

 あいにく氷雨の降る最中でしたが、約30名のご参加をいただきました。
 今回は「城下町を考える会」から、会長の大谷勇さん、中村邦夫さん、横川知子さんにおこし頂き、成美大学の滋野浩毅准教授をコーディネーターにパネルディスカッションを行いました。「城下町を考える会」は、オープンミュージアム構想をもとに、平成11年から「ふくちのお宝展」を6年間、その後は「ふくちの春はひなあらし」を開催している任意団体です。 ディスカッションでは、会の活動の歴史をたどりながら、お宝展の活動や作成したマップ・古い資料の紹介、また運営に際しての苦労話や「福知山から大江山が見えるのか」といった興味深い話がくり広げられました。中でも、「一時代の庶民の生活」そのものが「お宝」ではないか、「福知山の人は以外に奥ゆかしく宣伝下手」など納得感の高い意見も出され、実り多いディスカッションになりました。

 

※今年の「ふくちの春は雛荒らし」は3月24日からだそうです。皆様もぜひ、春のお出かけの際には「ふくちの春は雛荒らし」をお楽しみください。

 

(受講者の感想)
・今まで表面的なことしか知りませんでしたが、今日お話を聞かせていただいき大変な活躍をされているのだと思いました。福知山には歴史や楽しい場所があるのだと思い来てよかったです。(70代女性)
・福知山の15年程のまちなかづくりの経緯がよくわかりました。(40代男性)

 

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