10月27日(日)、滋野ゼミ4回生6人が、「京の景観パートナーシップ協定」を結んでいる三和町大原地区にフィールドワークに出かけました。
今回は、大原うぶやの里活性化推進協議会等からなる大原うぶやの里お田植祭実行委員会が主催する「大原うぶやの里収穫感謝祭」に参加し、スタッフとしてイベントにかかわりました。
まず大原神社の本殿で、秋の実りに感謝する「新嘗祭」に参列した後、5月の「お田植祭」の時に植えたサツマイモの収穫に向かいました。今年は、地元の方々の努力のかいもあり大豊作。中には子どもの頭ほどもあるサツマイモも取れました。
昼食後は歓迎行事。京都からバスツアーでやってきた子どもたちを、地元川合小学校の児童たちによる踊りの披露や、地域に伝わる伝説の紙芝居、「お田植祭」の時に植えたもち米を使った餅つきなどでもてなしました。
学生たちは、子どもたちの誘導や餅つきなどにかかわり、スタッフとして活躍するとともに、交流を楽しみました。
滋野ゼミでは、三和町大原で2年度間行ってきたフィールドワークの成果を踏まえ、いよいよ卒業論文を執筆していく段階に入ります。多くの学生が、フィールドワークで得られた知見や課題、地域に対しての具体の政策提案を「フィールドワーク報告書」としてまとめる予定です。
本フィールドワークは、文部科学省「大学間連携共同教育推進事業」採択事業「地域資格制度による組織的な大学地域連携の構築と教育の現代化」の一環として実施しています。