成美大学短期大学部(京都短期大学)は平成29年3月31日をもって閉校いたしました。

教育目標

成美大学短期大学部 基本理念、教育理念

食物栄養専攻・・・・北近畿唯一の栄養士養成施設

教育目的
成美学園の一翼を担う成美大学短期大学部は、京都府北部唯一の短期大学であると同時に、北近畿唯一の栄養士養成施設でもあります。
本学では、建学の精神を引き継ぎ、戦後からは教育理念である「真・善・美の実現」のために必要な豊かな人間性と基礎学力を持った短期大学士、そしてもう一つの教育理念である「実学主義」に基づいた専門知識と技術を併せ持つ栄養士や食文化を通して社会に貢献できる職業人を養成することを教育目的としています。

教育目標
短期大学士:豊かな人間性と基礎学力を養う
本学では、専門的な知識や技術を生かすための教養教育にまず重きを置きます。

  • 1. 人が生きていくために、他の多くの生物の命を犠牲にしていることを認識し、自分以外の他者や自然に対しても感謝の念をもつことができる。
  • 2. 礼儀を心得、必要な基礎学力やコミュニケーション力を身に付け、そして社会に貢献することができる。

地域を支える栄養士などの食の専門家:実務能力を養う
栄養士やフードスペシャリスト及びフードサイエンティストなどの資格を取得し、地域を支える食の専門家として働くことを目指します。

  • 1. 生命維持に必要な食の意義を理解し、健康維持や疾病と栄養の関係が理解できる。
  • 2. 調理技術、献立作成および給食管理など栄養士業務遂行に必要な能力が身についている。
  • 3. 地域食材の特性を理解した上で、その食品の加工・分析や機能性、流通および安全性など幅広い知識と関連する基本的実験・評価技術が身についている。
  • 4. 食の専門家であり続けるために、生涯にわたり自己の資質向上に努めることができる。

3つのポリシー

ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)
ディプロマ・ポリシーとは、本学の建学の精神と教育目的・目標に基づいて、豊かな人間性や基礎学力に加え、栄養士などの食の専門家に求められる実務能力を身につけ、所定の単位を修得した学生に対して短期大学士(食物栄養)の学位を授与する方針のことです。
本学は、建学の精神と教育目的・目標に基づき、豊かな人間性と基礎学力に加え、栄養士などの食の専門家に求められる知識と技術を身につけた人に短期大学士(食物栄養)を授与します。そのためには、2年以上在学し、基礎科目12単位以上、専門科目50単位以上を修得しなければなりません。また、基礎科目12単位以上、専門科目58単位以上で栄養士、更にいくつかの専門科目の単位を修得すれば、フードスペシャリストやフードサイエンティストの資格等を取得することもできます。フードスペシャリスト資格取得については認定試験の合格が必要です。

成績評価は秀・優・良・可・不可の5段階があり、秀・優・良・可の場合に単位が認定されますが、授業欠席回数が授業実施回数の1/3以上となると定期試験を受験することができなくなります。

カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)
カリキュラム・ポリシーとは、本学の建学の精神と教育目的・目標に基づく教育課程編成・実施の方針のことです。本学がどのような教育課程を編成し、また実施しているのかを具体的に示しています。
本学は、建学の精神と教育目的・目標に基づき、豊かな人間性や基礎学力を養うための基礎科目と、地域を支える栄養士などの食の専門家に必要な知識と技術を学ぶための専門科目から教育課程を編成しています。基礎科目には、生活の基本である衣食住に関わるマナーやボランティア精神などについて学び、更にはコミュニケ-ション力、読解・文章作成力、計算力などを身に付けるための科目を配置しています。
一方、専門科目には、「社会生活と健康」、「人体の構造と機能」、「食品と衛生」、「栄養と健康」、「栄養の指導」、「給食の運営」に分類される栄養士科目を配置しています。また、栄養士科目以外にも、「食品の消費と流通」などのフードスペシャリスト科目、「食品栄養機能実験」などのフードサイエンティスト科目を配置し、栄養士資格に加えこれら資格等を同時に取得できるような体系的教育課程を編成しています。

アドミッションポリシー(学生の受け入れ方針)
アドミッションポリシーとは、大学の理念と教育目標に基づく入学者受け入れ方針のことです。本学がどのような人材を社会に送り出そうとしているのかを具体的に示し、受験生に期待される学力、特技、適性、活動経験などをまとめたものです。
【成美大学短期大学部 生活福祉科】
自ら考えて行動しようとする人の養成をめざしています。
また、幅広い年齢の多様な社会経験を持った人にも門戸を開いています。
食物栄養専攻

  • 1. 食物や食生活の大切さを理解し、食を通して社会に貢献しようとする人
  • 2. 短期大学士の学位と栄養士、フードスペシャリスト、フードサイエンティストの資格を取りたい人
  • 3. 栄養士としての資格を生かして保育園や給食施設、さらには病院などで働きたい人
  • 4. フードスペシャリストやフードサイエンティストの資格を生かして食品の製造・開発、流通、レストランなどで働きたい人
  • 5. 調理技術や食品分析技術を高めたり、さまざまな食品の栄養成分や体の中での働きを学びたい人

勉強しておいてほしいこと
高等学校で生物基礎と化学基礎を、過年度受験生は生物Ⅰ(あるいは理科総合B)と化学Ⅰ(あるいは理科総合A)を履修し、割合や小数などの計算問題も理解しておくことが望ましい。十分でない場合には、入学前や入学後に対応します。また、読書習慣をつけておくことが望ましく、その他、食物や栄養に関する関心を高めておくことが大切です。

お問い合わせ先 TEL 0773-22-2388

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